民泊ニュース

2021年11月17日

民泊エアビーが絶好調、売上高、純利益とも過去最高を記録

Airbnb (エアビーアンドビー)は、2021年第3四半期(7月~9月)の営業実績を発表しました。それによると、売上高は前年同期比70%増、2019年同期比でも36%増の22億ドル(約2500億円)となり、過去最高を記録しました。2019年同期と比較した増加率も2021年第2四半期の10%から3倍に拡大しました。

純利益も過去最高を記録。前年同期の6億1500万ドル(約700億円)、前々年同期の5億6700万ドル(約646億円)から8億3400万ドル(約951億円)に大幅に増加した。調整後EBITDAは初めて10億ドル(約1140億円)を突破。前年同期の倍、前々年同期の3倍以上となる11億ドル(約1245億円)を計上しました。

世界各国で進む移動規制の緩和により、旅行需要が回復。同社では特に近場や地方の宿泊施設の予約が増加し、自宅から300マイル(約480キロ)以内の予約は全体の40%以上を占め、2019年同期の32%を上回りました。また、地方の予約は前々年比で40%以上増加しました。一方、都市部の予約の回復は緩やかで、売上に占めるトップ10都市の割合は、2019年同期の11%から6%に減少しました。

このほか、滞在の長期化も進んでおり、28日以上の滞在の割合は、全予約の20%を占め、2019年同期の14%を上回りました。

旅行需要の回復に伴う好調な予約により、ホストの収入も増加。総収入額は前々年同期比27%増の128億ドル(約1.46兆円)に達しました。

民泊エアビーが絶好調、売上高、純利益とも過去最高を記録