民泊ニュース

2017年6月5日

【Booking.com】民泊新法成立なら、日本での民泊介入を開始を

世界有数の宿泊予約サイト、ブッキング・ドットコム(オランダ)のギリアン・タンズCEOが5月29日、朝日新聞のインタビューに応じ、旅行者を住宅に泊める「民泊」の仲介を日本でも始める考えを明らかにしたと朝日新聞が報じた。

有力サイトの参入で、民泊の普及が広がりそうだ。

民泊のルールを定めた住宅宿泊事業法(民泊新法)案が今国会で成立すれば、来春に施行される見込み。その直後から、サイトに日本で民泊ができる施設を掲載する考えだ。タンズ氏は「東京五輪もあり、日本市場は急速に拡大しているが、宿泊施設の供給不足が続いている。民泊が広がれば、訪日客をさらに取り込める」と説明した。

サイトは世界で120万軒超の宿泊施設を掲載し、半数以上が住宅や別荘などの民泊用だという。日本の施設は、ホテルや旅館など約1万2千軒。国家戦略特区で合法化された物件など一部を除き、民泊用施設の掲載を見合わせてきた。

【参照ニュース】朝日新聞:ブッキング・ドットコム、日本でも民泊仲介を開始へ

【Booking.com】民泊新法成立なら、日本での民泊介入を開始を