民泊ニュース

2022年6月21日

田舎体験の保険が半年間無効状態に

田舎暮らしを都会の人に体験してもらう「しまね田舎ツーリズム」で、島根県が加入を義務付けていた損害賠償保険の一部が補償対象外だったことが、17日分かりました。

県によると、農家民泊などの提供者が、団体契約していた保険について確認したところ、旅館業法の許可などが加入条件になっていることが6月初めに分かりました。

食中毒などの発生に備えるための保険でしたが、日帰り調理体験だけだった団体や個人合計16の提供者が条件を満たさず、今年1月1日から、事故があっても保険金が支払われない状態になっていました。

幸いこの間に保険が必要な事態はなく、県は集めていた保険料8万5000円を返還するとともに、体験受け入れの一時休止を要請。7月初めには、代わりの保険加入手続きに入れる見込みで、夏休みが始まるまでには、これらの提供者にも体験受け入れを再開してもらえそうだということです。

県は想定される事故をカバーできるのか、保険の契約内容を複数名で確認するなどして、再発防止に取り組むとしています。

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田舎体験の保険が半年間無効状態に