ダメ絶対!違法民泊を監視するパトロールサービス「民泊ポリス」
株式会社オスカーは、「民泊パトロールサービス」と「民泊募集住所データ提供サービス(Sola)」の有料サービスを2016年10月19日より開始したと発表した。
民泊ポリスは、2016年5月より違法民泊通報サービスを運用してまいりました。この通報サービスは、ヤミ民泊により迷惑を被る近隣住民の声を反映し、民間による第三者機関として透明性を担保しつつ行政の人手不足を補うことを目的として試験的に運用されてきました。反響は想像以上であり、現在も多くの苦情が寄せられています。また行政に民泊運営情報を提供してきたことで、ヤミ民泊の是正に繋がるケースも多くなってまいりました。その結果、いくつかの行政からはヤミ民泊取り締まりにおける「行政と民間企業の連携体制構築」について、その方向性を定める協議への参加依頼もいただいております。
しかしながら、民泊運営者は、民泊仲介サイト上で住所の明記を避けるなど、その所在が特定されないよう秘匿に運営しているため、一般的に取得し得る情報のみでは民泊募集住所の特定に困難を要します。2016年5月から民泊募集物件の所在特定を進めてきた結果、より「正確に」かつ「多く」の民泊を特定・是正するには不動産オーナーや管理会社からの正確な物件情報の提供が必要であると判断致しました。一方、不動産オーナーや管理会社からも「自分の所有する物件で民泊運営者がいないか調べて欲しい」というご要望を多数いただいております。新たに展開する「パトロールサービス」では、双方の利点が合致することが想定されます。
また、ヤミ民泊の実態として不動産オーナー自身や管理会社自身がホストとして積極的に民泊に取り組む場合もあり、居住者の大半はその事実を知らされずに居住していることも判明いたしました。居住地近隣に民泊があるか否か、もしくは居住候補地で民泊が行なわれているか否かを知る権利が賃借人にありながら、それを知る術がないという現状は是正されるべきだと考えます。そこで2016年5月より通報受付や独自調査により蓄積してきた民泊募集住所データを少しでもご活用いただくべく、民泊募集住所データ提供サービス(Sola)を展開します。
【プレスリリース】PRTimes:民泊ポリス、ヤミ民泊を監視する「パトロールサービス」と、民泊住所の照会サービス「Sola」をリリース
【サービスサイト】民泊ポリス