2016年7月28日
【民泊】UR内規違反で民泊に転貸80件
UR(都市再生機構)の賃貸マンションが、契約上禁じられている「部屋の転貸」にあたる「民泊」に不正利用されている問題でURは対策を強化することになりました。
URによると、民泊に「部屋の転貸」が行われていたのは主に東京や大阪などにある賃貸マンションで、利用された部屋は分かっているだけで約80件に上るということです。
URの内規では、借り主による転貸を禁じており、違反者が是正要請に従わなければ契約を解除し、それでも退去しない場合は賠償金として家賃の1・5倍の金額を請求すると規定されており、違反が明らかになった場合は是正を求めるとともに、契約を解除して退居を求めることもあるということで、いずれの部屋もすでに民泊をやめたり、退居したりしたということです。
URは「民泊行為にはこれまでも適切に対応してきたが、依然として一部の契約者が行っていることは大変遺憾だ。今後、対策の強化を図り、快適な住まいの環境を提供できるよう努めたい」と話しています。
【参考記事】NHK NEWS WEB:禁じられた「また貸し」で民泊に利用 UR賃貸住宅
【民泊】UR内規違反で民泊に転貸80件